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心と心をつなぐ
更生保護佐伯大会が開催されました
「心と心をつなぐ更生保護佐伯大会」は、佐伯地区更生保護4団体の連携を深め、研鑽の場とすることを目的に、今年度も1月24日(金)に和楽(佐伯市保健福祉総合センター)で開催しました。
第1部は、各団体(更女会・協力雇用主会・保護司会・BBS会)からの活動報告がありました。
・更女会からは、各地区で花のある街づくりで花を植えたり、高齢者サロンでの声掛け、交通安全啓発活動等、地域の方々に見える活動の発表でした。
・協力雇用主会は、対象者を雇用していた事業主さんが、協力雇用主会に加盟してくれたり、雇用主さんが保護司になってくれたり、更生保護への意識が高まってきた発表でした。
・保護司会は更生保護サポートセンターを開設し、10年目を迎え更生保護関係団体の拠点として利用者も増え、進化している様子を発表してくれました。
・BBS会は、「ふれ愛のいも畑」の苗植えや収穫祭では、幼稚園児から高校生までたくさんの人に参加してもらい、笑顔の輪が広がっていった様子の発表がありました。
各団体が連携し活動している姿は、「犯罪や非行のない明るい社会」を目指す地域のチカラになっていることを実感しました。
第2部は、大分刑務所、統括矯正処遇官の西尾和矩氏に「再犯防止についての取り組み」と題して、講演をしていただきました。まず、刑務所内での再犯防止に向け、「作業と指導」の説明がありました。作業では生活維持のため、手に職をつける様々な内容の説明があり、指導では入所者の薬物依存、暴力傾向、被害者支援等の改善指導の進め方を解説してくれました。最後に大学と共同で研究を進めている「対話実践」について詳しい説明がありました。〔話し手〕〔聞き手〕〔観察者〕の三者に分かれ対話を通して、自己を語り、自己の状況を把握し、自己の課題を自覚しもらい、更生の動機づけにする取り組みの話しでした。保護観察等での面接の場面でも、参考になることが多く聞けた内容でした。
更女会佐伯分区の新年研修会が開かれました
人と人とのコミュニケーションと、我々の住む地球を大切にするをテーマに佐伯地区更女会佐伯分区の新年研修会が1月20日(月)に開かれました。
海・山・川にちなんだ歌を電子ピアノの音に合わせ、みんなで歌って自然の恵みを大切にする気持ちを再確認しました。また、「コウくんときいろいはね」を群読したり、ゲームを通して互いの心を和ませ、和気あいあいの中で、1年間の活動への意欲を沸き立たせました。
更生保護制度施行75周年記念
第33回 九州地方更生保護大会が開催されました
11月15日(金)佐賀市文化会館で、第33回九州地方更生保護大会が開かれました。
「地域とともに歩み、地域に貢献する更生保護」の実現を目指し、官民の連携を一層強化し、再犯防止等に取り組む機運を高めることへの決意を各県からの参加者約千人と共有しました。大会では更生保護事業に従事し功績が顕著である功労者の顕彰がありました。
また、第2部では「西鉄バスジャック事件の被害者になって考えたことー加害者も以前は被害者だったー」を演題として、山口由美子氏(不登校を考える親の会「ほっとケーキ」代表)が記念講演をおこないました。生々しい事件の状況を語ってくれたうえで、誰もが悩み苦しんでいる時の居場所づくりと周りの声掛けの大切さを熱く語ってくれました。支え合うことの大切さと、悩み苦しんでいる人からのサインを見逃さないことへの気配りを再確認させられました。
問い合わせ先
〒876-0813 大分県佐伯市長島町1丁目2-1 大分県佐伯総合庁舎附属棟2階
佐伯更生保護サポートセンター内 佐伯保護区保護司会
TAL:FAX (0972)22-1022